私が今いる会社はちいさなサーチファームだが、それでも求人数が増えている。
そんな状況から見れば、景気は回復しているといえる。
なんだかんだ言われながらも、ここまで企業が足元を固めてきたことがいまの景気回復につながっているのは間違いない。
かつ、そのために無理な人員削減もしてしまったので、今後の事業展開を考えたときに、そのままの人員構成では無理があることから人材採用が必要になっているのだ。
と、求人活動だけを見れば十分に好景気だし、上場企業の決算も好調だと思うが、エコノミストの一部は今後この景気が続くとは考えにくい、来年後半からは段々と下降していくと思われる、と言う。
まあ実際どうなるのか。
私は、あまり先行きの不安感をもつ必要はないのではないかとは思う。
バブルのときの日本とはベースが違うし、まず何より、景気の動向に心理的要素が働くことはよく言われることだから。