2005年07月17日

ブックバトン

こういうものにのせられやすい私なもので、いただいたバトンは有難く受けとめます。ブリュレ55さんありがとうございます。

1.持っている本の数(書籍)
amazonを見てみたら、323冊になってました。
で、本屋さんで買う本とか、amazonを利用する前に買っていた本もあるので、買った本は500冊くらいなのかな。

でも、実は会社の後輩に譲ってしまったり、「もう読まない」と思って捨てた本もあるので、『持っている』本は400〜450の間でしょうか(数えたことがないからわかりません)。

2.読みかけの本(あるいは読もうと思っている本)
読みかけです。
パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す

3.最後に買った本(既読・未読を問わない)
読みました。どうしても買いたかったわけではないのですが、活字中毒症状で、どうしてもなにか手にとりたくて買ってしまいました。感想は・・・うーん。微妙。
〈育てる経営〉の戦略―ポスト成果主義への道

4.特別な思い入れのある本
あれ、聞いちゃいますか。このブログへの登場、3回目ですよ。
ほんとにこの本にどれだけ勇気付けられたことか。
全力投球―我が選んだ道に悔いはなし

5.次に回す人5人(まで)
ちょっと思いつかないのでやめておきます。書きたい方がもしいらっしゃったらご連絡(もしくはコメント)くださいませ。
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2005年07月15日

良い本の見つけ方

割と頻繁に本を買うので、買うのを決めるポイントが身に染み付いている。あくまで我流ですが。。。

1.題名
ひとことで筆者の言いたいことが伝わってくるかどうか
2.目次
冗長でなく、簡略すぎず。ここからさらに読もうと思うかどうか
3.まえがき & あとがき
筆者の本音、この本に賭ける思い、フィーリングが私(読者)と合致するかどうか
4.装丁
「イケテル」本は装丁もいい

あまり中身は読まないのですが、上記チェックポイントをクリアするとたいていぱらっとめくってみるものだし、その「ぱらっ」の数ページの間に「おぉ」と思わせるひとことなんかが入っていたりしたらもう、文句なしにレジへ、となります。
逆に上記ポイントをクリアしなければページを繰ることもありません。

これらはほんとに主観的なものなので、数をある程度こなしておかないと自分のなかの基準はつくられないですね。
(実はここ数日、これ、という本に出合えなくてやや不満です。)

ところで、この記事を書くために「装丁」とぐぐってみたら、世の中には「装丁ファン」が存在するのですね。私はそこまではいきませんが、でも、ちょっと気持ちはわかるような。
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2005年07月03日

女性として勇気が湧いてくる本

失礼ながら、その売り方ではモノは売れません

先日、「仕事力」で、ダイエーCEOの林文子さんの項を読み、以前から聞く話とほとんどずれがなく、営業ひとすじの実績のうえに経営者となり、背伸びもせず、かといって卑下するわけでもなく、等身大でベストを尽くしている様子が感じられ、気になっていました。で、たまたま昨日、渋谷の本屋さんで真っ赤なカバーのこの本を手に取り、迷わず買ったという次第。

高卒で、31歳から自動車のセールスの世界に入り、実績もなく、正直、履歴書上で目をひく存在ではなかったのに飛び込んでいった行動力もすごいのですが、営業実績が十分にあったにもかかわらず、40歳を超えてBMWに転職しようとしたのに最初は断られたあとのエピソードもすごいです。
想像していたことなので落ち込むこともなく、早速、履歴書にレポートを添えて、再挑戦です。社会経験を積んでくると、このへんがなかなか打たれ強くなる。
レポートに書いたのは、
「これから(*)田園都市線エリアは重要なエリアになる。私はそこを庭のように熟知している。10年で培ったノウハウすべてを注ぎ込むので、ぜひ採用してください」ということ。私のレポート内容が、たまたまBMWが考えていた戦略に合致したらしく、即採用が決まりました。やはり目的を持ったときは、一度で懲りず、諦めずにチャレンジするということです。
* ・・・ これは1987年、バブルがこれから頂点を迎えようとする時期でした。

常識とか前例とかに縛られず、本質は何かと見極める。
そのために体当たりすることにおそれを抱かない。
一度であきらめない。
自分が伝えなくてはと思うことがあるのであれば、相手に伝わるような形で伝える。

やったことがないのは誰でも最初はいっしょ。

働く女性として、勇気が湧いてくる本です。

−−−−−−−−
(補足)

ちなみに、林さんがとられた方法である『履歴書にレポートを添える』、というのは、とにかくやればいいというものではありません。このケースのように実績があるとか自信があるといった場合には決め手となりますが、中途半端なもので出すと、かえって反感を食らうおそれがあります。ご自身でこの方法を使おうと思う場合は、その点を考慮してください。
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2005年06月29日

大人のプレゼン術

amazonで調べても出てこないのですが・・・
「大人のプレゼン術 −自分と相手がワクワクドキドキする10か条−」(佐々木直彦・著、PHP研究所)

プレゼン術の本だけあってわかりやすいです。
でも著者が伝えたいのは、プレゼンは、プレゼンするためにあるのではなく、自分が相手に伝えたい思いがあって、それが確かに伝わること、それがプレゼンである、ということなんですね。しかも最後には「プレゼンに対する心構え」を書きながら、それが「仕事に対する心構え」に通じる表現となって終わるかっこよさ。相手はプレゼン巧者とわかっていながら鳥肌がたちました。
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2005年06月20日

仕事力

shigotoryoku.jpg
「仕事力」。(朝日新聞社)
15人の、いわゆる「社会で成功を収めた人たち」の「仕事に対する姿勢、思い」が書かれている本です。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、朝日新聞の、毎日曜日の求人広告欄になにかの第一線で活躍されている方のインタビュー記事が掲載されているのですが、そこから15人分を一冊にまとめたのが、この本です。

そういった意味では、以前にご紹介した「プロ論。」に近いものがあります(あちらはB-ingに掲載されていたものをまとめたものでした)が、プロ論が、30代経営者など比較的若手の人も含まれていたのと比べ、こちらは酸いも甘いも十分経験し尽くした、かつそれでもまだやることがあると精力的に動く方々であることから、視点が高く広いことが感じられます。その年齢がいったいいくつからなのかは分かりませんが、ある程度以上の年齢になると、自分中心の視点だけでなく、もっと社会全体のところからものを見る・考えることができるようになるのではないかなと、両方の書を読むと感じます。

またこの本では、今野由梨氏、林文子氏と女性経営者が出ているのも興味を惹かれた点でした。性差別をするつもりはまったくありません。が、違いはあると思います。男性の場合はどんどん規模を大きくしていくとか、強く推し進めることが得意な人が多いような印象がありますが、女性の場合は、細やかな気遣いだったり、過去の事例にとらわれずに自由に進める(というよりも前例がないから仕方なくそうするしかないとも言えますが)といった特徴が見られると思うのです。

私自身が女性であるために、やはり女性経営者の話に関心があるのですが、先日ワーキングマザーの会に参加し、さらに意識するようになってきたのかもしれません。

ともあれ、働くことに関心のある人なら誰でも、一読の価値ありの本だと思います。
内容は以下のとおり。

<目次>
大前研一 仕事を生き抜く力
朝倉 摂 仕事には、精神を絞り込む
安藤忠雄 感動のない仕事に成功はない
福原義春 文化は仕事の燃料である
梅原 猛 仕事は日本人の生きる歓び
鈴木敏文 仕事は毎日が瀬戸際である
佐々木毅 自分を耕す仕事をせよ
塚本能交 人に寄り添う仕事を問う
稲盛和夫 すべての仕事は人を磨く
今野由梨 人は必ず自分の仕事に巡り合う
村上 隆 価値を伝える技はあるか
松井道夫 固定観念から自由でありたい
柳井 正 自分の行く着く所まで行け
林 文子 裸で向き合う、その勇気で進め
中村勘三郎 おさまってたまるか
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2005年06月12日

だから愛される清原選手

kiyo.jpg
キヨのほろりええ話

渋谷で人と待ち合わせているときに、たまたま手にとった本。
実に良い本です。人間くさい清原選手、かつ、人としてこうありたいよねという姿が描かれています。
たとえば2002年11月1日、松井秀喜選手のメジャー移籍会見のあとで。
涙を浮かべ、ときおり口を真一文字にむすんで決意を語る姿はファンの共感をよんだが、本には「本当にこれでよかったのだろうか」と自問を続けていた。
そんなとき、自宅のファックスが受信を始めた。
「オレはおまえを誇りに思う」
清原からのメッセージ。
松井は心で泣いたという。
といったような話とか、高校球児のとき以来、相手チームのヒットに対し、一塁上で「ナイスバッティング」と声をかけるとか。しかもこれは今でも続いているといった話など。

もともとカラリと明るいキャラクターの清原選手が、なんとなく悲壮感が漂っているのは寂しいですけどね。でも彼はライオンズでもなくタイガースでもなくホークスでもなくドラゴンズでもなく、ジャイアンツでないといけないのでしょうねえ。

だから余計に読ませる本です。
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2005年06月02日

この本に出合えて良かった

であってから1年が経つ。
大野豊「全力投球 我が選んだ道に悔いはなし」
zenryoku-tokyu.jpg

今、読み返してみても、この本に出合えて良かったと心から思える本です。43歳まで現役プロ野球選手として活躍した大野さんが、デビュー時にどれほど悲惨な成績であったか、はたまた江夏投手が広島からいなくなるときに、弱気になったり、いつまでも江夏さんの影を追い求めて成長できなかったり、などと、なんとも情けない姿をさらけ出し、一方でこつこつと努力して自信をつけていく様子が描かれている本です。

プロスポーツ選手は「結果」の世界。途中のプロセスや努力がどのくらい、なんていくらやったところで評価にならない。その厳しさを乗り越えていく姿は、本当に惹かれるものです。

ビジネスも結果を出さなければ、結局は生き残っていけないものなので、共通するところはあるのだと思います。

それにしても。
今日、あらためてじっくり読んで感じたのは、1年前の読後の印象といまの印象とが違うことです。この本を読んで見えてくる景色が、1年前とはわずかではあるのですが、でも明らかに変わっています。この1年間で、いろんな人に出会い、いろんな本を読み、いろんなことを考えた、それが変化をつくったのだなぁと。1年というのは短いようで、でもけっこう長い時間なのだということを実感します。
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2005年06月01日

本をいろいろ

そもそも建築の専門家でもないのに、レム・コールハース自身の手になる「錯乱のニューヨーク」なんかいきなり読むと、最初に「???」となるでしょう。少なくとも私はそうでした。

それより先日ご紹介の、瀧口範子「行動主義 レム・コールハースドキュメント」のほうが読みやすい。コールハースがどんな人であるか、想像しながら読むことができました。

その昔、私が国際会議の仕事をしていたときのこと、大学教授やら財界の大物やら政治家やらといった方々に接する機会があったのですが、頭の回転のものすごく速い人から出てくる言葉は、それぞれが単独に存在しているようで、前の言葉との連続性が見出せない。要は凡人には「えーっと、それはつまり前におっしゃったこととどのようにつながるんでしょうか」と聞きなおさないと意味が通じない。でもものすごく頭の良い人同士は、そんな非連続の言葉でもわかりあえている(まあ同じ世界の人だからベースですでに理解しあえてるというのもあるでしょうけど)。

そんな不思議な光景と、コールハースがちょっとだけ重なり合った印象です。

=======

ところで、FPNでお世話になっている徳力さんが本を出されました。
p2p.jpg
「図解P2Pビジネス」

P2Pと聞いて、すぐに「はい、わかります!」と答えられますか?
ナップスター? 著作権の侵害? 
Skypeと答えた方はわりと新しい分野をご存知ですね。
でもそんな知識の切れ端が、この本を読むと、そもそも今、インターネットの世界でなにが起こっていて、そのなかでどんな傾向が生まれていて、P2Pがどんな役割を果たしていくであろうか、ということにつながっていくのです。しかも読みやすくわかりやすい。

インターネット、といえば、ようやく手にしたこの本。
internet.jpg
「教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」

インターネットを、コミュニティという切り口から、それはそれは丁寧にとりあげ、記した本で、「ああそうだそうだ、このときこんなのあったよね」と懐かしみながら、あるいは驚きながら、読みすすめていくことのできる本です。まだ斜め読みなので、今度ちゃんとじっくり読みたいですね。
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2005年05月11日

これを全部制覇できるか?

昨日amazonから届いた本。

kokka-no-wana.jpg
「国家の罠」佐藤 優
・・・言うまでもなく、梅田さんの影響です。

koudou-shugi.jpg
「行動主義―レム・コールハースドキュメント」瀧口 範子
・・・これは渡辺(Chika)さんのブログを読んで。

writing-solid-code.jpg
「ライティングソリッドコード―バグのないプログラミングを目指して」
・・・これもたぶんだれかのブログを読んでいて気になったんだと思う。。。

とまあ全然違う分野の本をよく買ってしまったものです。
読めるんでしょうか。これ全部。国家の罠はもう3分の1くらい読んでいるので大丈夫だと思いますが。全部読んだら(読めたら)すごいなぁ。

ちなみに、いま読みすすめているのは
business-of-software.jpg
「ソフトウエア企業の競争戦略」マイケル・クスマノ
これはわかりやすい。業界外の私でもソフトウエアビジネスの動きがよく理解できます。
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2005年04月05日

社長は孤独

ブロガーの間で話題の、「渋谷ではたらく社長の告白」
ランチを買いにいったついでに、平積みになっていたその本を買いました。

藤田社長は福井出身、そして元インテリジェンス、と共通項があるために一方的に親近感をもっています(先方はご存じないと思いますが)。ついでに言うなら曇天の福井を早く脱出したかったのも、いっしょです。
ちなみに私がインテリジェンスにいたのが98年4月〜なので、藤田さんとはちょうど入れ違いの時期ですが、社内ではすでに「入社して1年なのに会社を立ち上げたすごい人」といった評判が確立していたように思います。

それから順調に業容拡大、渋谷マークシティにオフィスをかまえ、上場も果たし、関連会社もどんどんつくり、とまさに順風満帆だとみていました。もちろん波はありますけど、それも難なく乗り越えているように思っていました。

知人のいた会社が買収されそうになったりしたこともあって、正直、小憎らしいくらいに感じたこともあります。



・・・でも。



だれにも相談できず、ひとりで苦しみ悩み傷つき決断をくだしていった藤田社長の姿が、この本にはありました。いや、ここまで書いていいんですか、というくらいに赤裸々に書かれています。疑似体験できるといってもいいくらいです。

藤田さん、書きながら泣いたとおっしゃってましたが、読んでいても涙が出てきます。ぐいぐいひきつけられる本です。一気に読めます。

さあ、仕事がんばろう、という気持ちになれる本です。おすすめ。
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2005年03月16日

本の洪水・・・

いやちょっと大げさですが。

それでもまず間違いなくいま在籍している会社のなかでいちばん本を読んでいるのです。
これだけ読み始めるきっかけになったのは(前にも書いたかな)、会社のメルマガの冒頭のコラムの文で名乗れ、という「業務命令」がくだったことです。それまではどちらかといえばお気楽にのほほんと書いていたものを、名乗ることによって「桜がきれいですねー、会社の周囲も桜がきれいです、ぜひオフィスにお立ち寄りください」みたいなことでお茶を濁すわけにいかないぞ、と思ったわけです。

となると、ネタを探すのに使えるものはないか、と本を読み始めた次第。

今週になって新たに購入したのが:
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」(山田真哉、光文社新書)
「商売心得帖」(松下幸之助、PHP文庫)
「素直な心になるために」(松下幸之助、PHP文庫)
「強者のしくみ 論理的思考と全体最適を徹底する会社」(磯部洋、ダイヤモンド社)

で、さきほどamazonをチェックしたら一昨日注文した本5冊が明日届く模様。

それで相変わらず会社も自宅も本の山です。
なんの迷いもなく買う本だけでなくて、「うーんどうしようかなーうーんうーんうーん・・・」と悩みに悩んで「でもこの一章だけでも参考になるんだったら買ったほうが」と思って買うものもあります。

ほんとに私の買った本専用の図書室が欲しい今日この頃です。。。
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2005年03月02日

人は仕事で磨かれる

先のエントリにも書いた、伊藤忠・丹羽宇一郎さんの「人は仕事で磨かれる」。
いろんなところにきらりと光る言葉が埋め尽くされている本ですが、とくに私のお気に入りは以下の文。

確信というのは、周りから狂っているのではないかと思われるほどの信念に裏打ちされたものでなくてはなりません。周りがどんなに叩いていようと、断固として信念を曲げない。日本の産業界にとってプラスになると思えば、誰が何と言おうと支援すべきなんです。私はこれを「狂いに似た確信」と言っています。それほど強固な意志でなければ周りはついてこない。段々と周りが「そうか、社長がこれだけ言うんだから間違いないんじゃないかな」と思い始めるわけです。こうなれば、しめたものです。

何の話かというと、伊藤忠が2002年に雪印に対して出資を決定したときのことです。
例の社長の「私は寝てないんだ」発言で世間の顰蹙をかった、その雪印ですが、丹羽さんは、『雪印をつぶしたら日本の産業界にとって得にはならない』と考え、支援を決めたのです。

いろんな業界でM&Aをやっているのは、つまるところ、人が欲しいからであり、その人が持っている技術が欲しいからなんだと。その「人と技術」がある雪印を助けなくてどうすると。

そういう理由なんです。
無茶を言ったり、意味のないことを言って、周囲に反対されても押し通せといっているわけじゃありませんから。

あと、やっぱり普段から正義感と信頼で突き進んでいる丹羽さんがそこまで言うなら、というのもあるでしょう。普段の行い、大事です。とくに経営者は、従業員と株主と顧客(さらに伊藤忠のような大会社はその関連の会社も含めて)など、その言動が及ぼす影響は非常に大きいのです。

日本はすぐ横並び意識が働くし、自分が周囲と違う行動をしたり発言をしたりするのに勇気がいりますが、でもその勇気こそが明日を良くしていくんだよと語りかけている一節だと思います。

そんな具合に、ほかにもまだまだ心に刺さる文章が並ぶ本です。
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2005年02月26日

働く気持ちに火をつける!!

私がこのブログでも意思だの志だの視点だの・・・と書いてきたことが、一冊の本でまとめあげられたといったらいいでしょうか。一読して、同意、というより、「やられた〜」と嫉妬まで感じた本。

斎藤 孝「働く気持ちに火をつける―ミッション、パッション、ハイテンション!」

人は、お金のために働くのでもない、自分のために働くのでもない、キャリアアップのために働くのでもない。
人は、人から信頼されることや、期待されることが起爆剤となって働くのだ。
その働く気持ちを支えるのが「ミッション、パッション、ハイテンション」なのだと。

斎藤先生、細かいところで考えの違いはありましたが、でも大筋では「そのとおり!」だと思います。これから何度も読み返す本になりそうです。

人は、人とかかわっていくことで生きていくし、そこで「なにを感じるか」「なにを考えるか」「どう行動を起こすか」で次の一歩が変わり、それがさらに次の一歩、また次の一歩、と歩んでいく方向がその人を成していくのです。大事なのは、心です。
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2005年02月15日

並行読ミノススメ

先のエントリで2冊同時に本を読んでいることを書きましたが、ここ数ヶ月、私はそんな感じで複数の本(たいてい同時に2〜3冊)を読んでいます。以前は一冊ずつ読んでいたのですが、なにかのきっかけで(ほんとに偶然と言っていいくらいのきっかけで)2冊の本を並行して読んだら、一冊で読んでいたのとは違った読み方ができたのです。一冊に集中すると、そこに書いてあることに没頭してしまうこともありますが、ちょっと違った切り口で読めるというのはなかなか面白い経験でした。

その効果は、読書だけにとどまらないと思っています。

この読書の方法をとることが、仕事や生活などでも、違った見方をしてみることの訓練になるように思います。
ちょっとたとえは飛躍するのですが、私はもともと二次関数までは得意なのに三次関数でX軸、Y軸、Z軸と出てくると途端にわけわからなくなる傾向にあり、同じ方向から見るのだけは得意なんだという(自慢にはならない!)認識はあったのです。だから、なんらかの方法で違う視点をもつようにしないと、とは思っていました。

だれかに言われたからでもなく、ほんとの偶然ではあったのですが、この方法は暫く続けていこうと思います。

ちなみに、本の種類はどうしてもビジネス書+ビジネス書になることが多いのですが、ビジネス書+司馬さんの小説、とか、ビジネス書+古典とかでもいけます。
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2005年02月13日

合併とか買収とか

前から気になっていた本だったのだけどなかなか手付かずにいた「逆転戦略」。書店で平積みになっているのを見たり新聞の広告で見かけたりするとまた気になって。ていうか、出てすぐに買ってあったのに読んでいなかったのです・・・。
買った理由はけっこう単純で、通信業界ってまだまだ動くんだろうなぁという気がしていたので、ということと、私が通常仕事で使っているモバイルはH"(今はEDGEですか)なので、という2つから。
※ちなみに音声通信でのH"はたいへん品質が良いと断言できます。
地下でもわりと高層なところでもつながりますし、音の質からいえば、私がもうひとつもっているドコモの携帯で通話をするよりずっと綺麗な自然な音声での会話が可能。新幹線ではつながりませんが、そんな移動をすることが年間のうちほとんどないことを考えれば、仕事で十二分に役に立ちます。

この本を書いたのは元BCGの鈴木貴博さんですが、さすが戦略コンサルタントらしい分析をもって業界の動きや技術やマーケットを描きながら今後のウィルコムの行き先について書いています。H"ユーザーとしては応援歌をいっしょにうたっているような気持ちになる本といえましょう。

企業の動向を描いた本として、いま同時に読んでいるのが「UFJ三菱東京統合」
これは「あー新聞記者が書いた本らしいなぁ」と感じるタッチの本です。分析も、もちろん含まれているのですが、どちらかといえばやはりジャーナリズムのベースで書かれていて、どんな出来事があり、それはどんな意味をもっているのか、といった書き方になっています。つまり「誰が」「何を」「いつ」したのか、といった出来事で書かれていて、たとえて言えばテレビドラマ化するといってもイメージしやすいといいますか。
意地悪く言えば、野次馬的に読もうと思えば読めるというか。UFJには知人も多いので、行く末が気になりますが、東京三菱としては、やることはやるんでしょうね。これは長期的な見方をすればもう仕方ないのだろうと思います・・・。

(2005年2月15日 1:48、一部追記しました。)
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2005年01月30日

プロとは

成功した今だから、あるいは少なくとも「周囲から認められるようになったと自覚できている」状態だから、言えることなのかもしれないな。
そんなこともちらっと考えたけれど、それでも、それ以上にやはり勇気付けられることばがたくさん出てくる本。

「プロ論。」

求人情報誌「B-ing」に掲載された巻頭インタビューをまとめた本です。
50人の、いろんな分野で活躍している人の「なぜ今の自分があるのか」が語られていて、しかもひとりあたり5ページ程度なので読みやすいものです。最初から順に読まなくても、興味のある分野だけ、興味のある人だけ読んでいってもいいし、ぱらぱらめくって気になることばがあるところを読んでいってもいい。

プロであるかどうかは、ちょっとした差の積み重ねであることを垣間見ることができると思います。
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2005年01月09日

自己評価が高いとか低いとか

自分に自信がもてない。自分を好きになれない。
まあ些細なことが引き金ではあったのですが、そんなふうな心理状態だったことがあります。そのときは、なぜそう思ってしまうのか、自分でもわからずにいましたし、なかなか抜け出せなかったものです。

当時、それを相談したら、その友人から「セルフエスティームについて書いてある本を読んでみたら?」と言われて、関連本を探してみたのですが、しっくりくるものはなかなか見つかりませんでした。

ところが、最近になってこの本を見つけ、あまりのわかりやすさにページを繰るのがたのしみで仕方なくなるほどでした。
「自己評価の心理学―なぜあの人は自分に自信があるのか」

自己評価が高い人ほど、プレッシャーがかかる環境でもものともせず対応していくことができる。一方、自己評価が低い人は周囲からの意見を受け入れやすいので、調和してやっていくことが求められる場合にはそのほうが良い、などといったことが、事例もまじえながら、簡潔に、わかりやすく(とはいっても386pあるのでちょっと厚めの本なのですが)書かれています。

私自身は冒頭のような心理状態では、今はないのですが、でも、「自己評価が低い」=改善しなくてはならないということではない、と分かったことがまず何よりの収穫でした。

さらに、人と話しているときに、どんなときにどんな対応をされるかによって、その人が自己評価が低いのか高いのか、さらにそれが安定しているかしていないかがわかってきます。これは人と話をすることそれ自体が仕事に大きく関わりが出てくる私の仕事では非常に役立つものだと感じました。

仕事ではなくても、家族や友人との関わりかたにおいても、セルフエスティームは参考になると思います。
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2004年12月23日

これからの時代をやり過ごす

別々の場所で入手した本なのに、書いてあることがシンクロして読めることがあります。今読んでいるのが、永岡文庸「経営者は闘う」(日本経済新聞社)、河瀬誠「戦略思考のすすめ あなたと会社を強くする36の『ツボ』」(講談社現代新書)。

前者は、いきなりこんな言葉から始まっています。

冒頭から驚かすようだが、日本はすでに大恐慌に突入している。
ここまでのいわゆる「失われた10年」がなぜ起きたのか、そして今からどんな時代になっていくのか(あくまで想定)、などといったことがまず前提として描かれ、その後の章に次々に日本の大企業の経営者たちの話が−−日本を変えることができるのは政治家ではなく経営者だから、という思いのもとに−−書かれています。

ここに出てくるような経営者のもとで働くことができたら、それはそれで得がたい経験ができるのかもしれませんが、自分にはその会社で働くつもりがない、あるいはその機会が今すぐに得られそうにない、要は接点が見出せない、という場合、どうしたら良いのか、となりますが、つまりは自分を律し、「私はどうあるべきなのか」ということを考え実行していったら良いのですよ、と呼びかけているのが後者の河瀬さんの本です。

この本の始まりはこうなっています。

まず、左頁の図表1を見てほしい。日本の人口動態と経済について、今までの軌跡と将来の予測を示したものだ。バブルが崩壊したとは言え、2005年前後まで、日本は半世紀以上続いた長い『成長の時代』を過ごしてきた。しかし、2005年前後を転換点として、以後は人口も経済規模も次第に縮小する『成熟の時代』に入っていく。
・・・2冊も続けてこんなことが書いてあるとは。ああおそろしい。
2005年って、もうあと10日ですよ。
これから日本は今まで経験したことのない状態に入っていくんだということなのです。

で、河瀬さんはひとりひとりがどのような力をつけていけば良いのか、ということを36のポイントに分けてわかりやすく説明してくださっています。

これら2冊を読んで感じたのは、世の中をマクロな視点で理解すると同時にミクロな視点で自らの周囲を見ることにより、自分が今後どのようなアクションをとったらよいのかというヒントが得られる(それは瞬間的なものではなくて継続的なものですから、ある日突然ひらめくというのとは違うと思いますが)ということでしょうか。

そもそも日本の政治がこんな体たらくなわけですから、そこを根本的に変えようと思ってもなかなかできないのですね。だからといって悲観してばかりもいられません。だったらこれからの時代を「変える」のではなく「やり過ごす」ためにどうしたら良いのか。

年末年始、ちゃんと考えてみようと思います。
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2004年12月14日

「完全で正しい」意思決定は存在しない

内藤誼人「なぜあなたは後悔ばかりしているのか」
タイトルだけだと、なんだか後ろ向きなイメージがありますが、この本は決して後ろ向きな内容ではありません。サブタイトルに「心理学が解き明かす意思決定の『ゆがみ』」とあるように、少しでもbetterな意思決定をするにはどんなことに注意したらよいのかが書かれている本です。

最初の基準がその後の判断に影響する
一度の経験から過剰な一般化をしてしまう・・・
などはじめの方の章には「人間が犯しがちな判断のゆがみ」についてのパターンやその分析が書かれ、後半からどうしたらそれが解決/改善できるか、といったことが書かれています。

転職活動における意思決定も非常に重要なことであるにもかかわらず、たとえば直前(もしくは現在)の仕事での経験が必要以上に過大な影響を及ぼしていることがあります。転職したいという動機に、「現在の環境をなんとかしたい」というものがあるがゆえに、『そうではない』環境を求めることを重視しすぎ、本来自分が仕事を探すうえでもっと大事に考えなければならないことについて見過ごしてしまったり、「まあいいや」と軽視してしまったりということです。

それを繰り返して転職ジプシーとなっていく人もいます。

そうならないためにどうしたらいいのか、というのが、要は「冷静になる」とか「客観的に考える」とかいったことばで表現されるのですが、もっと具体的に言えないものか・・・と常々思っていました。

この本は、まさにその気持ちを代弁してくれています。

転職に限らず、意思決定する場面は大なり小なりあることと思います。
日々の出来事でも、第三者から見れば非常に些細なことが原因で判断を鈍らせたり間違わせたりしていることがあるでしょう(職場の上司にあとでごちゃごちゃ言われたくないから、とか、過去に一度失敗したことがあるから、とかいった類です)。
でもほんとは「そんなことに煩わされず、これが正しいと思う意思決定をしたい」と誰しも思っているはずなんですよね。

著者は、本のまえがきで
あらかじめ「心のゆがみ」を知っておけば、それに影響されないように行動することが可能になる。ゴルフをするとき、いつでもスライスするクセがあることがわかれば、それを計算にいれて、ちょっと身体を横に向けてショットすればいいのと同じだ。(略)正しい決定をするときも、「心のゆがみ」によって判断がずれることをあらかじめ予測しておけば、それを軌道修正するのは、たいして難しくない。
と述べています。

完全な意思決定など存在しない。
だれもが心のゆがみとなる要因をもっている。
だからその悪影響をうけないようにすれば良い。
そうか、そうなんだ、あまり悩む必要はないんだ、と、私はこの本を読んでけっこうすっきりしました。
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2004年11月26日

なぜか勇気づけられる本

最近、気のせいか、30代を中心とした女性経営者や起業家やコンサルタント等の本が増えてきているような気がします。
かつ、それらの本の共通項として、
・帯または表紙に著者の写真が(それもけっこう大きく)入っている
・著者は超スーパーできるウーマンではなくて、最初はすっごくできない人間でした、とか、こんなコンプレックスがあって、といった過去を持っている
・だけどそんな私でも今はやりたい仕事をやって楽しく生きています
といったものがあります。

うーーむ。そんなに世の中うまくいくものなんだろうか???

と思いつつも、また購入した
和田裕美「こうして私は世界No.2セールスウーマンになった」

ナマの和田さんを、あるセミナーで拝見したことがあるので、この本に書いてあるみたいにもともとは引っ込み思案で・・・というのはにわかには信じがたいのですが、それでもこの本を読んでいる限りにおいてはたいへん勇気付けられます。

この本に書いてあること、つまり和田さんの行動のベースは「素直であること」、「相手を受け入れること」、「期限のついた目標をもつこと」に集約される、ポジティブで満たされたものです。

数値目標をもって仕事をしている人は読むと元気になれると思います。
あと、起業したい人にもお勧めできます。
posted by sumie at 02:29| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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