2005年08月29日

再挑戦ができる社会

2005年8月28日朝日新聞「人の時代に向けて」最終回から。
全国で1年間に400万人が転職している。(略)雇用市場の流動化が進んだのは確かだ。
しかし、と、とくに中高年には年齢制限の壁があることが書かれています。企業が人を採用するときに、その年齢なりのものを求めるのは事実ですね。それは中高年に限りません。

いまの日本が、その時代の流れに戸惑っているなと感じるのは、
・ひとつの企業がひとりの職業人生を支える(20歳くらいから60歳くらいまで約40年)ことができにくくなっている=そこまでの体力が必ずしもない
・だからといって労働力の流動化が進んでいるかというとそうではない=転職してほかの(とくに同業界の)企業で重い役割を得ることをCongratulations!とは言わない
・なにかに失敗したことをネガティブにとらえる傾向がまだ残っている
といったことを見聞きするときです。

働き手の選択肢や、やり直しの機会を増やすことは、社会全体にとっても、埋もれていきかねない経験や技術を生かすことにつながる。「失敗」もひとつの経験として認め、再挑戦の門戸を広げる。そういう社会を創りあげていくことが「人の時代」を切り開くだろう。
マスメディアでこうやってとりあげることもひとつの方法だとは思うのですが。でも企業としたら、失敗したことを経験として認めるって勇気がいることだと思うのですよ。それを受け入れるキャパシティの大きさが必要でしょう。

失敗した側の人だって、それを平気と言い切れるタフさがある人なんてそんなに多くないでしょうしね。

だから、企業だけの問題じゃなくて、家庭とか教育とかも含めての社会問題であるような気がします。この記事はそう読む必要がありますね。
posted by sumie at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 雇用・労働関連記事から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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朝日新聞の捏造体質
Excerpt: もう不思議でも不祥事でもありません。デフォルトです。恒例行事見たいんなもんです。  
Weblog: 神のいどころ
Tracked: 2005-08-29 23:25
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