2006年02月28日

「向いている/向いていない」論

自分に向いている仕事がなにか、とか、今の仕事は私には向いていない、とか、けっこう頻繁に耳にする表現です。確かに自分の力を発揮できている実感が持てる仕事だと毎日楽しいし、実績を残すと面白い。それが自分に「向いている」仕事だとしみじみ思うことでしょう。

しかし、「向いている」かどうかという論は、どうも受身な印象を免れません。

少なくとも、自分が選んだ、という主体性を感じる言葉ではありません。

自分がどうしたいのか、ということがはっきりしていたら、ただひたすらそれに向かって進んでいけばいいわけですから、そこには「向いている/向いていない」という話は出てこようはずもありません。

向いているかいないかを気にしているうちは、本当に好きな仕事、没頭できる仕事に出合っていないのです。そしてそれに出合おうと思ったら、まずは目の前のことに真剣に取り組むことから始めることです。
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2006年02月27日

組織のNo.2について

キャリアの相談にのっていて感じるのは、「私はトップではなく、トップを支える側の人」という方が比較的多いことです。

たしかにトップは全責任を背負わなくてはならないし、方向性を示さなくてはならないから、大変な仕事ではあります。でも、じゃあその次の立場がそれよりラクかというと、決してそうではないと思うのです。

むしろ、ある意味ではトップよりもたいへんな仕事かもしれません。

なぜなら、トップは自分のやりたいことをやりたい方法で進めていくのを、No.2はあるときは後押しし、あるときは体をはってでも押しとどめることになるからです。トップからの相当な信頼の厚さが必要であるだけでなく、嫌われてでも会社のためになる判断をくだし、実行に移さねばなりません。

トップとNo.2がうまくいっている会社は、トップが熱い理念・信念とリーダーシップを持っていて、No.2は、トップが持っていない強みがあり、良いバランスがとれている(=お互いに尊重しあえる)ということなのかもしれません。

「トップを支える側」を志向する方は、その『強み』が何かを見極める必要があります。また、それだけでなく、「覚悟」も必要です。
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2006年02月19日

今日は残りの人生の最初の日

今日は残りの人生の最初の日
ロビン・シーガー 小川 敏子
サンマーク出版 (2005/09/02)
売り上げランキング: 9,049


会社のメルマガでも以前紹介した本なのですが、とても良い本だと思うので、ブログでもご紹介します。原題は“Natural Born Winners”=「成功するために生まれてきた」。

決して自己評価の高くない人に共通するであろう、「もう自分はこれ以上はできない」「頑張ってももう無理」「所詮、自分には達成できない目標なんだ」という考え、なにかうまくいかなかったときに自己弁護にまわるところを、それで本当にいいの?と問いかけてきます。それも繰り返し繰り返し。

自分が本当にやりたいことを実現するために必要なのは、次の7つ。
・目標を明らかにする
・明確なプランを立てる
・自信をもつ
・使命感をもつ
・失敗を恐れない
・まるごと引き受ける
・自分を祝う

それさえ守れば、自分の夢が実現できると。

とは言っても、人間は弱いものですから、なかなか守れないと思うのです。だからこそ、「だめだ」と思ったときに、それでいいのかと振り返るものが必要なのかなと。この本は、そんな役割を果たしてくれます。
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2006年02月18日

男性と女性の違い

性差別は良くないと思うのですが、でも、「違い」は確かにあると思うのです。
(いやもちろんひとくくりには出来ないでしょうけど)

女性の方の転職相談にのっていると、それがどんな職種であれ、「自分が誇れるものを扱う会社に行きたい」「自分が自信をもって勧められるものを売りたい」といった言葉が出てきます。良いものだから勧めたい。その人のためになると思うから。

ところが、それを分からない男性の上司がいらしたりします。
「これを売ればお前の数字になるんだよ」と言われてモチベーションが落ちてしまう女性の部下がいることを知らない。その上司は上司なりに、やる気を起こそうとしてかけている言葉なのにまったく逆効果になり、挙句の果てにはその部下は「そんな方針の会社はいやです」と退職してしまう。

男性は、お金/数字のためであれば、多少納得できないことであっても「しょうがない」と進むことができる・・・と、これはとある集まりで何名かと話していてわかったことなのですが、そんな傾向があるように思います(男性の皆さん違ったらご指摘ください)。女性はそれができないだけでなく、そんなことをしなくてはいけない状況に嫌悪感を抱き、お客様に対して罪悪感を覚えるのです(といったらそのときの男性諸氏の反応は「それは言いすぎ」ということでしたが、本当です)。

また、そんな面があるからこそだとは思いますが、男性はよくわからなくてもまず一歩踏み出す、行動に移すことができても、女性の場合は、「これって信用できるのかしら」とまず鑑定しようとします。ところが、逆に「これは良い」と信じたらそこからの女性の行動は早いのです。

だから女性のクチコミは力を発揮するのかもしれません。

そんな性差をお互い理解しながら仕事を進めていくことが、良い環境作りにつながるのではないか・・・と思います。
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2006年02月12日

経営者になって変わったこと

現在金岡さんは起業されて社長されていますが、経営者になって何が一番変化したと感じておられますか?教えていただけませんか。 仕事の満足度? 収入? 名誉?
というコメントを、前の記事にいただいたのでお答えします。

いちばん変わったのは、仕事に対する思いです。
納得いく成果を出すために、満足する仕事にするために、とにかく前進しなくては、という「思い」ですね。
サラリーマン時代、いい加減に仕事をしていたというわけではないのですが、起業した今になってから思い返すと、“ある程度”のところで力を出すのを止めていたんだなぁと感じます。それを「誰それさんが仕事をしてくれないから」とか他人のせいにもしていたよなぁ・・・と。ほんとに恥ずかしいです。


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posted by sumie at 22:04| Comment(8) | TrackBack(1) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月03日

この国がそんな人を育てている

保田さんの記事を読んで感じたこと。

保田さん、ご自身の主宰する勉強会での出来事。
「周りがどう考えるか、世の中的に何がいいのかとか、そんなせせこましいこと考えるなよ。学生なら学生らしく、自分の進む道を歩めよ」
と思ってしまい、語気を荒く叱ってしまいました。
ということなのですが、これはさもありなんと。

だって、学校教育って、周囲と比較してナンボ、というものではないですか。「自分がなにをやりたくてそれを学んでいるのか」「いま自分にとって必要なものは何か」なんて教育は、(今は変わってきているのかもしれませんが)ずっとしてこなかったわけですから。ごく一部、そんな教育を受けた人が、だから世の中にでてから違和感を覚えたりするわけですし。

偏差値いくら、で育った人たちは、自分が全体のなかでどの位置にいるか、とか、周囲からどのように自分が評価されているのかとか、それを気にしているのはごく自然だと思います。もっというと、日本の社会が、そういった人たちをつくってきたのではないでしょうか。

一方で、起業する人というのは、その対極にあるわけです。だれに何といわれようと、自分はこの道を進む。みんなに反対されても、自分は伝えたいことがある、ということですよね。かつて起業したことのある保田さんが、件の学生さんを見て怒ることになったのは、そうなってしまうかも、と私は納得して読んでいました。

これからは、自分で考えて行動する人が必要、ってどの企業でも言っているんですけどね。

難関なのかな。。。
posted by sumie at 12:45| Comment(12) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月02日

愛だろ、愛。

実はまだ兄に起業のことを伝えていなかったのですが、向こうから見つけてくれました。

お兄ちゃん、黙っててごめんなさい。
電話口で言ってくれた優しい言葉が胸にしみました。
本当にありがとう。

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兄に限らず、いろんな人に支えてもらっているんだなぁとつくづく思います。起業してから余計にその有難さを実感します。とても感謝しています。

なぜか、以前のサントリーのCMの台詞「愛だろ、愛っ。」が頭に浮かんできました。
posted by sumie at 01:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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