2005年10月28日

先達は語る

きょうは私のお気に入りブログから2つ気になる記事をご紹介します。

ひとつは古川亨さん。マイクロソフトをお辞めになったとき、ビル・ゲイツ氏から直々にひきとめにあった古川さんが、同社(日本法人のほう)で面接をされたときのお話

私が面接を場合によく使った方法は「貴方が一番好きな本」、「定期購読している雑誌」、「最近観た映画もしくはテレビ番組」、「貴方の趣味の世界」、「最近訪問した場所でお勧めは」、「好きなレストラン」、どれでも良いからテーマを自分で選んでそれを私に推薦してもらませんか?という質問をします。
・・・もうこの時点で、想定の範囲外の面接になりそうな予感。
相手が映画や音楽の話をし始めた時には、結構大変な試練が待ち受けています。たとえば、
面接者:「宜しくお願いします。」
古川:「最近聴いた、観たもしくは昔から好きなジャンルの音楽か映画のタイトルは何?」
面接者:「映画では、TAXIなんて、面白かったですね」
古川:「へぇー、フランス版、アメリカ版? フランス版だったらTAXI の1,2、それとも3?」
面接者:「えっ、フランス版ってのもあるんですか? えーと、黒人の女性が出ているヤツです?」
古川:「あーっ、Queen Latifahのアメリカ版ね、最近彼女は役者としても面白い味出してるね、彼女は昔ラップの女王だったのだけど、最近Jazzのスタンダードや昔のチューンで良い唄い方してるねぇ、オジサンは彼女の"夢のカリフォルニア“を聴くと、オリジナルのママス&パパスを思い出してしまうのさ、ところでQueen LatifahのShampooって観たかな、これも70年代のTVドラマ シャンプーがモチーフなんだろうな」
面接者:「….」「….」
・・・お気の毒に。でもなぜこんな質問をするのか、というと、
未来を一緒に作ろうってパートナーになるかも知れない人に、私たちがてがけた既に過去のことを聞いてもしょうがないので、面接する相手が現在の私たちに無いどのような時代背景の中で、どのような関心を持ち、会社に何を持ち込んでくれるのかを嗅ぎ分けるのです。
ということで、これは素敵ですね。でも私は撃沈されるだろうなぁ。。。いや、阪神ネタなら負けないかも。

ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?」に代表されるように、マイクロソフトは普通じゃない面接をするとは思っていたものの、実際に突然こんなふうに一見簡単そうで難しい質問をされると、マニュアルくんだとだめですね。企業側も、いかにその人がちゃんと考えて、相手に何かを与える、影響を出すことのできる人か、過去の経歴を問うているだけでは引き出せないのでしょうね。

「相手に与える」ということでは、インフォテリアの平野さんが「あなたの転職はなぜ失敗するのか?」という記事を書かれています。

考えてみてください。そもそも、給与は自分のアウトプットの対価です。その会社で、その仕事で、自分がどれだけの価値を出せるかということなのです。人の能力も、経験も、性格もさまざまですから、プレイするフィールド(会社、部門、職責)が違えば出せる価値も大きく違うはずです。
まあ、今までずっと、「会社は長年にわたり安泰であり、一生勤め上げてくれればよい」という考えできていたわけですから、そうすると「雇っていただく」「会社に養ってもらう」ことがベースになってしまうのでしょう。でもその感覚のままでは、転職するときにも結局前と同じような選択をすることになってしまい、「じゃあなんで前の仕事辞めたのさ」となってしまいますね。

この2つの記事は、転職を考えている方にはもちろんそうですが、それ以外に、社会人としての自分の進路を考えている(具体的な行動でなくとも)方にきっと参考になるものと思います。
posted by sumie at 01:28| Comment(1) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月23日

ドリコムの内藤さんの講演でした

21日(金)のEビジネス研究会は、ドリコムの代表取締役・内藤さんのお話で、前に書いたように、「どうやって新規事業を立案し、その展開を計画しているかなど」がメインのテーマでした。

・大事なことは走りながら考えない。ちゃんと考える。
・リーバイスは文化になったから(一時的な人気でなく)繁栄した。ブログを事業とするなら、ブームでなくどうやったら定番化できるのか。
・新規事業を手がけるにあたって、未来をまず想像し、そこから現在にさかのぼる
などといったお話をしていただきましたが、非常にわかりやすかったと思います。

また、懇親会の場での内藤さんがおひとりおひとりに丁寧に対応してくださった姿にも感動しました。誇張でなく、本当に丁寧なんです。26歳って、私と一回り違うじゃないの・・・とちょっとショックではありましたが。。。内藤さん、どうもありがとうございました。
posted by sumie at 23:53| Comment(1) | TrackBack(1) | e-biz/web/blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人材紹介会社へ出すカバーレター

Monster.comから、"Cover Letters to Recruiters"という記事。

アメリカのエグゼクティブサーチ・C. Anderson & Associatesのパートナーのコメントとして、"If a candidate's resume is a good fit to what I'm looking for, then I'm going to take a look at the cover letter"(レジメを見たときにそれが自分の探している人だと感じたら、カバーレターも読みます)とのこと。

人材紹介のサービスを使うにあたって、そのためにカバーレターを作る方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。登録型の人材バンクであれば、その会社のWEBサイトの登録画面から必要項目を入れて連絡を待つ、という形が多いと思います。でもそれでは「ちょっとした差」をつけることができません。それで、ここの記事では以下の8つの項目に注意してチャンスを増やしましょうと書いています。

1.Remember Your Purpose(自分の目的を念頭におきなさい)
つまり、その紹介会社の出した何らかの案件に対して応募するためなのか、単純に自分を売り込みたいのか。それが明確でないとせっかくのコンタクトが無駄になってもったいないですね。

2.Be Brief(簡潔に)
半ページかそれ以下で。だらだら書くのはかえって意味をなさない。

3.Narrow Your Focus(自分の関心が何にあるのかを明確に)
前述の「案件に対しての応募」であればもちろん明確になっているはずでしょうが、そうでない場合は、「なんでもやります・できます」的な売り込みになる人も多いと。recruiter側としては何かの専門性をもっている人に興味がありますので、と書かれています。まあそれはそうですね。

4.Set Realistic Goals(現実的なゴールを設定しなさい)
つまり、マネージャーレベルの仕事をしている人がいきなり役員クラスの仕事をしたいとかできますとかいった非現実的なことを書くなと。

5.Emphasize Your Main Selling Points(セールスポイントは強調して)
特別なスキルを持っているとか実績がこれだけあるとか、そういったことはきちんと書きましょう。・・・でも、これは仕事に関することで、ですね。

6.Explain Unemployment or Gaps in Work History(仕事に就いていないとか仕事におけるギャップを説明しなさい)
過去の経歴のなかでそういった箇所があれば、「これはこんな理由でこうなっている」と(自分が不当に低く書類上の評価をされないように)明確にしましょう。

7.Never Overstate Your Qualifications(自分の能力を誇張しない)
正確に書きましょう。

8.Follow the Rules of Business Writing(ビジネス文書の書き方に従いなさい)
当たり前だけど連絡先を入れるのを忘れないとか、スペルミス(日本語でいえば誤字・脱字)をしないとか。

以上、あったりまえじゃん、と思うでしょう?
でもたくさんの人にコンタクトしているとおざなりになる方はいらっしゃるんです。
どんなところから縁がつながっていくか分かりませんし、こんなちょっとしたことが印象を間違いなく良くするわけですから、たとえばWEBサイトから登録するのであっても、一言添えるとか、あえて登録画面ではなく、コンタクト先のメールアドレスに宛ててレジメを送付するとかいったやり方を考えてみてもいいかもしれません。
posted by sumie at 23:38| Comment(0) | TrackBack(1) | 雇用・労働関連記事から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月20日

アルファブロガー本が出ます

私が運営スタッフとして参加しているFPNが本を出します。

アルファブロガー 11人の人気ブロガーが語る成功するウェブログの秘訣とインターネットのこれから
alpha_bloggers__cover.jpg

掲載されるアルファブロガーの方々は以下のとおり:
コグレマサト氏(ネタフル)、田口元氏(百式)、finalvent氏(極東ブログ)、織田浩一氏(Ad Innovator)、R30氏(マーケティング社会時評)、磯崎哲也氏(isologue)、渡辺千賀氏(On Off and Beyond)、伊藤直也氏(NDO::Weblog)、橋本大也氏(Passion For The Future)、山本一郎氏(切込隊長Blog)、梅田望夫氏(英語で読むITトレンド)

私はコグレさんのインタビューを担当しました。
10月21日発売予定です。
posted by sumie at 00:00| Comment(3) | TrackBack(6) | e-biz/web/blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月11日

新しい朝

先週のことなのですが、朝、歩きながら、突然「ラジオ体操の歌」が頭のなかに流れてきました。

新しい朝がきた
希望の朝だ
喜びに胸を開け
大空あおげ
という、例の歌です。

歌は古いものですが、「新しい朝」ってなんと良いことばなのだろう!と、そのときなんとも嬉しくなったのです。新しい朝。毎日毎日、新しい朝がやってくる。明日もあさっても。

明日もがんばろう!
posted by sumie at 03:29| Comment(1) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月08日

Googleの検索結果が

しばらく見ていなかったらこんな上位に・・・。

いや、心をいれかえて書くようにします(たぶん)。
posted by sumie at 15:47| Comment(1) | TrackBack(0) | e-biz/web/blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月06日

Eビジネス研究所、次回はドリコムの内藤社長です

次回(第60回)はドリコムの内藤さんです!

内藤さんご自身のブログでも
今回はうちの新規事業の展開における考え方や、
どうやって新規事業を立案し、その展開を計画しているかなどを実例をもとに話たいと思います。
このあたりの話は今までしたことがないので、
新規事業、特にネット系で新規事業をやっていきたい会社や
新規事業の担当者の方には参考になるのではないかと思います。
と書いてくださっています。ご期待くださいませ。

<<会の概要>>

日時 : 10月21日(金)
テーマ :
ネット時代の新星、ドリコムの新規事業立案と事業展開の実際
〜次々と生まれる新規事業の実例を解析する、
ブログ・検索エンジン・RSSネット広告〜
スピーカー:株式会社 ドリコム
代表取締役 内藤 裕紀 氏

受付 18:30 〜
セミナー 19:00 〜20:20
懇親パーティー 20:30 〜22:00
となっています。
E研は、講師が懇親パーティーまで残ってくださいますので直接お話ができますし、それ以外の参加者の皆さん同士の交流も盛んです。
場所は泉岳寺の首都圏コンピュータ技術者協同組合です。
参加費はおひとり6,000円です。お申し込みはhttp://www.e-labo.net/から。
posted by sumie at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | e-biz/web/blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Eビジネス研、神原さんのセミナーでした

Eビジネス研究所、第59回はニューズ・ツー・ユーの神原社長の講演「『インターネット時代におけるPR術』〜インターネットPRの発想がビジネスチャンスを生む〜」でした。

同社のビジネスは、前からなんとなく存じ上げてはいたのですが、今回のお話をうかがって、細かいところに気を配っているものなのだなぁとたいへん勉強になりました。インターネットの手軽さは、一歩間違うと信頼性の低さにつながりかねないですからね。それをどうやったら信頼できるものとして扱えるのかと。

またもうひとつ勉強になったのは、神原さんのお話の仕方です。
男女差別するつもりはないのですが、女性は女性なりの魅力があるのだから、それを活かさない手はないと、神原さんのお話を伺っていて感じました。かつ、堂々と自信をもって話をされている姿は素敵でした。

ちなみにずっと前の記事に書いたとおり、私は以前、いきなり神原さんにお声をかけたことがあります。本当にその節は失礼しました。でも、それを覚えていてくださって(そんな失礼なことをする人はいないでしょうから、ある意味当然だったのかもしれませんが)嬉しかったです! 神原社長、ありがとうございました。
posted by sumie at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | e-biz/web/blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月04日

EOY2005アワードレセプションに参加

Entrepreneur of the Year Japan 2005のアワードレセプションに参加してきましたので、忘れないようにメモ。
ファイナリストはこちらの皆様でした。

表彰式に先だって、チップワンストップの高乗社長、オプトの鉢嶺社長、ディー・エヌ・エーの南場社長のパネルディスカッションがあって、それぞれ起業〜上場を経験された方々が、日頃どのようなことを考え、悩んでいるかといった話をされました。「いまがいちばんたいへん」と思っていらっしゃることや、コスト意識の高さなどは共通したものでした。

1時間のパネルは短いな。まあそれだけ話が面白かったということですが。

南場さんとひさびさに(といっても前回のことは南場さんは覚えていらっしゃらないでしょうが)お話しできましたが、相変わらずパワフルでチャーミングな方でした。
posted by sumie at 23:59| Comment(0) | 世の中の動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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