阪急コミュニケーションズ様からいただいた本。
書評が遅くなりまして、大変失礼いたしました。
いま、いくつかの企業で「社内公用語を英語に」という動きがあり、それをテレビなどマスメディアでもとりあげられているので、あーやっぱり英語使えるようにならないとやばいなー、という気持ちがちくちくと胸をいためたりするこの頃。
英語を日用に使う友達も、そんな場面もないし。
となると、英会話学校に行くとか、ラジオ講座を聞くとか、何かしなくてはいけないよね。
という人(私が実際そうだ)に、とにかく手にとってみてほしい本です。
この本、iPadを使って英語を学習するように書かれていますが、iPadを持っていない人でも平気です。
でも、iPadを持っているけど、実は買った後、有効活用できていない、という人も結構いらっしゃるはず。だったら、せっかくなので英語を勉強しましょう、という本でもあります。
著者について著者の湯川鶴章さんは、元・時事通信社編集委員。
実は私、ご本人に一度直接お目にかかったことがあります。
とあるイベントの運営(裏方)でご一緒させていただきました。
湯川さんはIT業界では超・有名人ですし、時事通信の編集委員ってどんなエライ人なんだろう、とこわごわお話をさせてもらったのですが、きわめてフランクで、気楽にお話しできる方でした。
経歴は
こんな経歴で、
さらに読んでいただきたいのがこちら。湯川さんの人となりを知る、素敵なプロフィール文だと思っていますし、勇気づけられる文だと思います。
実際に英語をつかってみよう英語はつかわないと身につかない。英語に限らず、なんでもそうなんですけどね。
英語を話さなければ、今日食べるものを得ることもできない、となったら、何がなんでも話しますよね。
今に始まったことではないのですが、世界で生きていくのに英語が使えたらかなり便利。しかもインターネットで情報収集するのに英語が使えたら相当楽です。
いま、日本で流行っているモノ・サービスのなかに、先にどこかの国(まあ多くの場合米国ですが)で流行って、それが輸入されて、というものは少なくない。
英語ができれば、もしかしたらビジネスチャンスをつかむことができるかもしれないのです。
話すでも読むでも書くでも、なんでもいいから英語をつかってみるべき。
英語をつかう手助けの本でも使う場面がない。
という人に向けて、この本があると言ってもいいでしょう。(前振り長すぎました。)
受身な形で英語勉強に使うサイト/アプリもあれば、
自分が発信したり、交流したりするサイトやアプリもあります。
リアルなイベントに参加するためのツールも掲載されています。
すでによく知られたサービスで、Lang-8というサイトがありますが、これは外国語で日記を書き、その言語を使う人に添削してもらうというものです。(無料)
たとえばこれを週に一度でも二度でも書きつづけたら、受身な勉強から一歩進めるのではないかと思います。
目標とか期限を定める実際ほんとに英語を使えるようになるには、切羽詰まらないとだめかもしれません。
であれば、「英語でプレゼンをする」とか「英語で面接を受ける」とか具体的な目標を設定すると良いでしょうね。
この本にもリアルなイベントに参加するためのサイトが記載されていますから、いついつのこのイベントに参加する!と決めてもいいかもしれません。
先のLang-8では、先日交流会が開催されていましたが、今後も開催予定がありますから、そういったものへの参加もまた面白いでしょう。
こうした「実際につかえる英語を身につける」気持ちを持っている人には、たとえiPadを持っていなくても、参考になる本です。
posted by sumie at 17:00|
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